北米初出展で“本わさび”が高評価 NY展示会で海外ニーズを実感

〜 本わさびの新たな可能性を世界へ 〜

わさび栽培の自動化を目指す株式会社NEXTAGE(本社:東京都、代表取締役:中村 拓也、以下「NEXTAGE」、URL:https://nextagecorp.com/)は、2025年9月20日、ニューヨーク・マンハッタンのMetropolitan Pavilionで開催された「Mutual Trading Restaurant EXPO 2025(主催:Mutual Trading Co., Inc.)」に出展いたしました。

本展示会は、北米の日本食市場を牽引するシェフや外食チェーン、食品バイヤーが一堂に会する業界最大規模の和食専門展示会です。NEXTAGEは、本わさびの海外展開に向けた第一歩として本イベントに出展し、栽培技術と商品の魅力を現地の実需層へ直接訴求しました。

 


■ NEXTAGEの技術が育んだ「本わさび」の美味しさを体験

会場では、NEXTAGEのわさび栽培モジュールで育てた本わさび(真妻種の根茎)と葉わさびの2種類をご提供しました。

本わさびは、約1kg(約20本)をマグロの刺身に添えて、来場者の目の前ですりおろして提供。「すりたて」ならではの香り立ちと、清涼感のある甘み、クリーミーな口当たりが高く評価されました。

また、葉わさびは、日本のだし文化を活かした「白だし和え」として提供。わさび特有の爽やかな辛味や香りの余韻を感じていただけるよう工夫した味付けで、訪れた方々に広くご好評をいただきました。

試食総数は400名以上にのぼり、どちらの商品も多くの方にお楽しみいただきました。

 

 


 

■ 海外市場におけるニーズの高さを実感

試食者には、「Delicious / Okay / Could be better」の三択で味の評価を投票していただきました。

その結果:
・本わさび(根茎)は 89.3% の方が「Delicious」と評価
・葉わさびの白だし和えも 89.2% が「Delicious」と評価
という非常に高い満足度を得ることができました。

さらに、ブースでは多数のシェフやバイヤーの方々から率直なコメントや今後の取引に関する具体的なご相談も寄せられ、実需に基づく確かな手応えを感じる場となりました。

 

 


■ 来場者からの声(抜粋)

• 「葉わさびを初めて食べた。すぐにでも取り扱いたい」
• 「このサイズの本わさびなら、小売りにもぴったり。お店で提供したい」
• 「わさびのすりおろしたてが、ただ辛いだけじゃなくて、甘さやクリーミーさがあって驚いた」
• 「葉わさびも、通年使えるならメニュー開発の幅が広がる」

現地の料理人やバイヤーの視点からも高い関心と期待が寄せられました。

 

 


■ 今後の展望

今回の出展は、NEXTAGEにとって北米での初展示会出展となりました。得られたフィードバックを活かし、以下の展開を予定しています。
• 海外市場向けの加工品開発の強化(葉わさびや根茎を用いた商品展開)
• 現地パートナーや販売先との連携強化
• 欧米市場を中心とした海外展開の本格推進

2025年8月には、欧州初の拠点となるアイルランド・ダブリンにR&Dセンター「NEXTAGE Lab Inc.」を設立。わさびの安定生産とショールーム機能を兼ね備え、欧州市場における展開も本格化しています。

NEXTAGEは、世界中で「いつでも・どこでも・誰でも」本格的なわさびを栽培・流通できる未来を目指し、今後も挑戦と進化を続けてまいります。

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