高機能わさび苗の実現
ウイルスフリー(無病)苗の実現
露地栽培で問題となる軟腐病や墨入病などの病害を回避することが出来る、ウイルスやバクテリアなどの病原菌に感染していない健全な苗の開発することで、生産者の作業負荷を軽減し、生産事業者の収益性を向上させること目指します。
均一な品質の実現
現在流通している苗では個体差が出やすく、生育や収穫物の大きさ・品質が揃いにくいという課題を、これまでの栽培技術開発の知見を活かすことで、生育が揃いやすく、品質が安定しやすいわさび苗の供給を実現します。
安定供給体制の実現
露地環境での育苗は、季節や天候の影響を受けやすく、特に夏季高温期には生産が困難になるため、苗の供給が滞る自体もありました。屋内の管理された環境で苗生産を行うことで、短期間に大量の苗を効率よく生産し、年間を通じて安定的に苗を供給する体制を実現します。
優良品種の維持・普及
優れた形質を持つわさびを、その特性を損なうことなく次世代に引き継ぐため、屋内の管理された環境で生産を維持し、広く普及させることを目指します。