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2022/7/21

ビジネス

株式会社イシダテックおよび個人投資家を割当先とする第三者割当増資を実施

わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャー株式会社NEXTAGE(以下、NEXTAGE:所在地:東京都目黒区、代表取締役:中村拓也)は、株式会社イシダテック(本社:静岡県焼津市、代表取締役社長:石田 尚)および個人投資家複数名を割当先とした第三者割当増資を実施し資金調達を完了したことをお知らせします。

■資金調達の経緯

NEXTAGEは、わさびの国内生産量が年々減少している現状をテクノロジーを活用して解決するミッションを掲げ、2019年よりわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んできました。すでに屋内での栽培では露地栽培と比較して大幅に期間短縮した栽培技術を実現しており、現在は促成栽培技術を安定的に実行できる環境整備を目指し、栽培設備のモジュール化に取り組んでいます。栽培設備のモジュール化に向けた仕様検討や機能設計を進める段階で出てきた課題や検証項目については、実際と同等な設備環境を構築した中で検証することで解消する必要が出てきたことから、今回資金調達を実施するに至りました。この度の資金調達により、わさび栽培モジュールの設備検証、製品化に向けた取り組みを加速させて参ります。

■調達資金の主な使途

NEXTAGEが取り組むわさびの自動栽培に重要な役割を果たす栽培モジュールの開発のために、イシダテック社内に静岡R&Dセンターを開設、栽培モジュールに関する試験栽培の実施や機能改善にむけた取り組みを実行するための資金として活用いたします。イシダテック社は、主に食品製造者向けにプロセスイノベーション実現のための製造機械「秘密兵器」を完全オーダーメイドで開発・設計・製造するメーカーであることから、NEXTAGEが取り組んできたわさび栽培技術を最大限に発揮できる栽培モジュール開発に資金面に加えて様々技術的な知見からのサポートいただきます。これらの多大なるサポートをいただくことで、既存の栽培設備の範疇を超える画期的な栽培モジュールを実現を目指します。

■株式会社イシダテック 代表取締役社長 石田 尚様コメント

わさび栽培モジュールの実現と安定運用にとって、弊社の得意領域である装置技術や、新技術である空間・表面殺菌技術と親和性が大変高いと感じています。また静岡県は全国屈指のわさびの生産地ですが、従事者の高齢化・気候のシフトによる影響で栽培環境には逆境が続いています。これらの諸課題を技術によって解決することで、弊社創業者のモットーである「機械にできることは機械で、伝統の味を大切に」を実現するお手伝いができれば非常に嬉しく思います。静岡R&Dセンターが弊社構内(焼津市)にあるため、「焼津産」わさびと焼津で水揚げされた魚とのコラボレーションも密かに楽しみにしています。

■代表取締役 中村拓也のコメント

NEXTAGE、私たちの壮大な技術開発ロードマップに対して、イシダテックおよび個人投資家に評価をいただき投資決定に至ったことを大変嬉しく思います。この度のイシダテックおよび個人投資家からの出資をきっかけにして、わさび栽培モジュールの開発を加速するだけではなく、製品としてグローバルレベルで通用するインパクトを創り出し、わさびのモジュール栽培領域におけるリーダポジションを目指します。

研究開発拠点への改造を予定しているコンテナの前で構想について語る石田社長と弊社中村。

NEXTAGEが研究開発中の植物工場栽培わさびの様子。

研究開発拠点への改造を予定しているコンテナの前で構想について語る石田社長と弊社中村。

■株式会社イシダテックについて

株式会社イシダテックは、静岡県焼津市にて1948年の個人創業以来、食品・医薬品製造現場にてお客様が抱える課題を解決するオーダーメイドの機械装置を設計・製作する企業です。「機械でできることは機械で、伝統の味を大切に」をモットーに、独創的かつ技術的面白さの詰まった装置を、「お客様の成長に貢献する『秘密兵器』」として、国内外の生産現場にお届けしています。近年では、時代と共に変化するお客様のご要望に応え続けるため、企業活動の中で培った既存技術と新技術の融合にも注力しており、深層学習型AIをはじめとする独特な新技術を組み合わせ、新たな価値創出を図っています。


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